疲れたなと感じたら聴く1枚 2013年春。すぐ燃えて来ます。
Bodurov Trio: SEVEN STAMPS
(Challenge Records CR 73360) 2012
ブルガリア出身の若手ピアニスト、ディミタル・ボドゥロフ(Dimitar Bodurov)が率いるトリオによる第3作。バルカンのトラッド・フォーク曲を題材にしてエネルギッシュかつ切れ味鋭いプレイをほとばしらせた前作STAMPS FROM BULGARIA 2008 (CR 73276)で一躍脚光をあびたトリオは、今回ブルガリアの7拍子のリズムに焦点をぎゅっと絞り、8種のヴァリエーション(いずれもオリジナル曲)を披露。うち4曲では、ブルガリアの伝統フォークを基にしてマルチ・ジャンルをかけめぐるテオドシー・スパソフ(カヴァル奏者)との共演。すぐ脳が活性化し元気が出て来る。